骨盤は常に動いています
その最小単位は一回一回の呼吸です
骨盤は仙骨で2~3度しか動きがないのに、座骨が左右バラバラに動いたり
腸骨が左右バラバラに動いたり・・・
非常に小さい小さい動きですが、呼吸に連動して動いているんですね
でも、呼吸と連動しているということは、呼吸が浅いとほぼ動かないという事なんです
呼吸の数って知ってますか?
1日に2万回なんですよ!
2万回の呼吸が深いか浅いかって、、
酸素の供給量だから、寿命に響きますよね
脳に酸素がいく量が変わるのだから、痴ほう症にも影響あるのではないでしょうか
姿勢が悪く、肋骨を圧迫していたり肺を窮屈にしていると骨盤だけでなく身体全体が動きがない状態、いわゆる身体が硬く、体液の循環が悪い状態になっています
で、話を骨盤に戻しますが、骨盤はカラダのバランスを取り主軸をコントロールする重要なポジションですから、
たとえ左右差なく安定していても動ける骨盤でないといけないのです
耐震構造のマンションではなく、免振構造のマンションのように、揺れで衝撃を吸収して
上層部に行くほど振動しない
人間のカラダも、足からの反射を骨盤がキャッチして股関節を上手に使って骨盤を揺さぶる
その連動で背骨が揺れて、揺れを【しなり】に変えながら、頭は動かない
頭が一番重いわけですから、そこが揺れたら身体は大変なストレスですからね
そういった呼吸の連動とカラダの連動の双方に動きのある骨盤が理想的です
コロナがなかなか収束しない中、目に見えないストレスがじわじわと来ていることの一つに、クレーマーが増えたという現実があるんですが、
クレームってご自身は正義の味方だと思っているんですよね
物事を柔軟に対応できないで、正義を押し付けるんです
整体の世界では骨盤が弾力を失っている状態なんです
どんな時でもしなやかということに叶う強さはないと感じます
しなやかに動き、しなやかにかわす、
動きの品のよさもしなやかにあり
そのすべてが骨盤に集約されているんです
深い呼吸で動きを出す
揺さぶってゆるめて動く骨盤にする
秋が一番骨盤に弾力が備わる季節ですから
いま、骨盤を調整することでその後の人生大きく変わるんじゃないでしょうか?
まずは、腹式の深い呼吸から始めてみませんか